試用期間中に退職したくなったら、まずこれを考えろ!

試用期間 退職したい

就職や転職をしても、入社してすぐの試用期間中に仕事を辞めたくなる事ってありますよね。

「こんなはずじゃなかった!!」「思っていた仕事と違った」という企業と社員のミスマッチはもちろん、単なる個人の「五月病」だったりと理由は様々。

このように、入社してすぐの試用期間中に仕事を辞めたくなった時、どうすることが一番ベストなのか、どういうことを考えなければ行けないのかを今回ご紹介します。

辞める・辞めないを決めるのは、この記事を読んでからでも遅くありません。

前職の勤務期間が短いと転職が不利になる

試用期間 転職不利

会社に入社してすぐに退職をしてしまうと、次の転職が不利になってしまうのは周知の事実です。

転職先の面接官としては、前職で数ヶ月で辞めている履歴書を見ると「ウチに入社しても同じようにすぐに辞めてしまうのではないか?」と真っ先に考えます。

もちろん、その短期間で退職した理由に正当性があり、それを面接でしっかりと説明できるのであれば問題はないのですが、そもそも書類選考の時点でマイナスの印象からスタートするので、面接まで辿りつけないかもしれません。

試用期間の退社でも職歴になる

「試用期間に辞めたのだから職務経歴書に書かなくていい」と書かれているネット情報もありますがそれは間違い。前職の勤務先で雇用保険に加入していれば、転職先に前職の会社名と入社日が記された雇用保険被保険者証を提出ので、短期間でやめた会社の雇用保険被保険者証と、それを省略した履歴書に相違が生まれ、人事部門の担当者にバレてしまいます。

また、前職で試用期間だからと雇用保険に加入していなかったとしても、同じ業界であればどこかで仕事上の付き合いがあるかもしれません。

短期間で辞めた会社のことを黙って入社した事がバレた時、「試用期間だったから書く必要はないと思っていた」で通用すれば良いのですが、それを経歴詐称と判断する会社もあるので、基本的には正直に面接時に説明しておく必要があります。

試用期間中の退職は後悔しやすい

退職 後悔

会社に入社をすると、同僚や先輩、仕事内容や会社のルールなど、最初は馴染めずにストレスが溜まるのは当然です。

試用期間で退職する人の殆どは、そのストレスに耐えられずに退職してしまいます。しかし、勢いで退職しても、また次の勤務先では同じように自己紹介からスタートし、新たなルールと人間関係の中でスタートします。

もちろん、入社初日から「この会社に入社できてよかったぜーー」って思える会社に出会うまで転職を繰り返す事ができるのであれば良いのですが、現実的には難しいでしょう。

そんな時「はぁ・・前の会社、勢いで辞めるんじゃ無かったな」なんて思う人が少なからず居ます。隣の芝生はいつまでも青いす。

お金が足りなくなることも

転職 貧乏

試用期間の給料は本採用よりも少なくなっていることがあります。そのため、試用期間中の生活はやや厳しいのが現実。

そんな生活が安定しない状況にもかかわらずに退職をしてしまうと、すぐに次の仕事が見つかったとしても、入社日と締め日と支払日の関係で一時的に収入が無い月が発生するかもしれません。

自己都合退社なので失業保険もアテに出来ません。

充分な貯蓄があればいいですが、毎月の給料に頼りきっている状況では相当厳しい状況が待ち受けています。

そのモヤモヤした気持ちは退職で解決できるのか?

転職 悩み

試用期間中に退職を考えている人は、きっと心がモヤモヤしている状態だと思います。

原因はわからないけど疲れやすい、無気力になってる・・・

そんな事から「新しい勤務先が悪い」と決めつけていませんか?

このモヤモヤ感は、今の会社を退職すれば本当になくなるのかどうかを冷静に考えてみましょう。

もしかしたら単なる寝不足なだけかもしれません。

慣れない環境にまだ順応していないだけで、あと1ヶ月もすれば何とも無くなるかもしれません。

でも、こんな状況なら試用期間中だろうとスグに辞めても良い

試用期間 ブラック企業

生きていくのが嫌になるほど追い詰められている

余程のブラック企業に入社したのか、「この会社に居るくらいなら死んだほうがマシだ」と思うくらい追い詰められているのならスグに退職するようにしたほうがいい。

働くということは大事なことだけど、生きていてこそ働けるのであって、そんなことを考えてしまうようじゃ仕事どころではないでしょ。

明らかに体調に異変をきたしている

今の会社に入社した途端に体調が悪くなり、全く改善されないのであれば、一度病院で診療を受けてみよう。場合によっては休職や退職して体調を整えることに専念しましょう。

よくあるケースとして

●毎朝出社するのが嫌で吐き気・嘔吐してしまう
●危険な業務で頻繁に怪我をしてしまう
●いくら睡眠をとっても日中眠たくて仕方がない
●めまいが起きるようになり、通勤や仕事に支障が出る
●今まで経験した事もないのに生理不順や激しい生理痛に襲われる
●仕事を始めてから便秘・下痢に悩まされる

などが挙げられます。

明らかに面接時や雇用契約時の条件と違う

その会社に入った時、求人情報や面接、雇用契約を結ぶときに業務内容や給与などの条件を確認しているはず。

しかし、中には入社させてから全く違う業務をさせたり、給与面で全く違う条件になっていることがあります。

事務職希望で面接を行い、雇用契約書でも事務職としての採用だったにも関わらず、実際勤務を始めると全く関係のない営業をさせられた。

なんてこと、世の中では日常茶飯事。

基本的に募集内容や面接時の話と、実際の内容が大きく異る会社にはロクな会社がないので、その会社で頑張る必要は全くない。

違法・脱法行為をしていた

入社してみたら、完全に詐欺まがいの営業や、脱法行為を行っていた。

そんなブラック企業を通り越して、違法ビジネスを行っている会社も世の中にはたくさんある。

その会社で働き続けると、いつかアナタまでもが違法行為にてを染めてしまうかもしれませんので、スグに辞めるようにしましょう。

試用期間中に辞める前の準備

退職 準備

試用期間中だろうと「辞めてやる!」と心に決めた方は、後々の為に色々と準備をしておこう!

金は十分に有るか?

冒頭でも書いたように、試用期間内という短期での退職の場合は、次の転職活動がスムーズに行かないことも。

次の仕事の面接にも交通費はかかるし、履歴書代や写真代って結構バカにならない。当面生活出来るだけの資金は用意しておきたいところ。

住む場所は問題ないか?

当然だけど会社の寮に入っている場合は、退職と同時に強制退去。

辞めてから部屋を探そうにも、無職の状態だと物件は借りることが難しいし、それこそネカフェ難民になってしまうと仕事なんて探せない。

もし寮に住んでいるのであれば、次の仕事が見つかるまでの住居をコッソリと確保して置かなければ・・・

恋人や友人の家、実家などでもいいので、とりあえず住める場所を探しておこう。

転職活動を始めておく

辞めてから転職活動を始めるのはハッキリ言って遅い。できるだけ早く転職サイトに登録をしておいて、エントリーを始めるべき。

面接のチャンスがあれば、仮病で会社を休んででも面接に行くくらいの積極性が必要。

失業保険について知っておく

辞める勤務先の在職期間が短くても、直近2年間の間に通算して12ヶ月以上雇用保険に加入していれば失業保険の受給資格があります。

手続きの方法や、受給の条件などをしっかりと確認しておき、辞める時点で仕事が決まっていなければ、離職票が届き次第スグに申請をするようにしましょう。

試用期間は会社のためだけではない

試用期間だろうと、本採用だろうと、仕事を辞めたいと思うことは別に悪いことではありませんし、人としてごく普通の感情。

なので、「入社すぐだけど辞めたい」と思っている自分を悪く思う必要は無いと思う。

試用期間とは「会社と社員がお互いを見極めるための期間」であって、会社があなたを見極める為だけの期間では無いという事を会社ももっと知るべき。

あなたも会社を見極めて切り捨てる事ができる期間なんだから。

ただ、もし試用期間中に今の会社を辞めたいと思っても、一度立ち止まって、考えるだけ考えてみても良いかもしれません。

それでも「辞める」と決めたのであれば、新たな職場を見つけるために突っ走るのみ!