求人を見てブラック企業を判別する方法がまさかこんなに簡単だったとは。。。

ブラック企業 求人 見分け方

世の中にはたくさんのブラック企業が腐るほどあります。

そんなブラック企業は、一流企業の様に会社名のブランドだけで社員を集めることが出来ないため、求人誌や転職情報サイトなどの求人情報で、ありとあらゆる魅力的な言葉を投げかけてくる・・・

そして、そんな甘い誘惑に引っかかった人たちを雇い、こき使って運営しています。

今回は、求人情報の内容からブラック企業の見分け方を紹介していこうと思います。

[aside type=”warning”]ここで紹介する内容はあくまで僕の所感です。これを鵜呑みにしてせっかくのチャンスを台無しにしてもだめだから、最終判断は貴方しだい。[/aside]

ブラック企業が求人広告に載せる「給料の誘惑」

 

ブラック企業 広告

一番の標的にされるのはやはり「給料面」。

多少仕事内容が厳しくても、給料が高いと人が集まるので、多くのブラック企業は給料面で非常に魅力的な事を書いて応募者を募る。

年収1000万円以上可能!!

年収1,000万円なんて、日本国民の全体の約5%。それだけの収入を得るには、大手企業の社員や、政治家や特殊な資格や特技を持った人、そしてゴリゴリの営業会社で売りまくっている営業マンか、詐欺まがいの商品を売っている会社くらい。

転職情報サイトで求人をするのは、ほぼゴリゴリの営業会社。売れればいいけど、売れなければ暴言や鉄拳制裁が待ってるぜ!!

やればやるだけ稼げます!!

このキーワードもよく見られますが、なにか勘違いをしているようですね。やればやるだけ稼げるのは当然の話し。時給のバイトでも働けばそれだけ稼げます。

このキーワードは「売れば売るだけ歩合で稼げます」という意味です。売れなければナンボやってもお給料もらえません。

月給50万円以上可能!!

月給50万円と聞くと、年収1,000万円よりも現実的に聞こえるかもしれませんが、そう簡単に稼げる額ではありません。

これを読んでいる方で月給50万円以上コンスタントに稼いでいる人は居ますか?ごく簡単に月給50万円稼げていますか?

きっと血の滲むような努力の末にやっと月に50万円稼いでいると思います。営業会社でひたすら売りまくった人がやっと稼げるということ。

高率歩合・高率インセンティブ支給

営業職は歩合やインセンティブが付き物。これがあるから営業という仕事をやっていけると言っても過言ではありません。

しかし、わざわざ求人広告に「高率」なんて言葉を使う時点で胡散臭い。蓋を開けてみれば、高率歩合の代わりに低い基本給だったりするものです。

基本給が同業他社よりも高い

掲載されている基本給が、同規模の同業他社よりも高い場合も注意が必要。大体そういう場合は、基本給に固定残業代が含まれていたりするものです。

また、「他より高い給料払っているんだから」という口実を会社側に与えてしまうので、普段の売上なども厳しく見られることになりがちです。

[aside type=”normal”]このように、給料面で「高給」「稼げる」ということを全面に出している場合、その多くは、厳しいノルマの達成や、売上至上主義なブラック企業である可能性が非常に高いぞ![/aside]

ブラック企業が求人広告に載せる「待遇の誘惑」

 

ブラック企業 待遇

ブラック企業は、給料だけでなく「待遇面」でも様々な誘惑がワンサカ見つけられる!

入社祝い金支給

入社祝い金とは、入社することで支払われる現金なのですが、これに魅力を感じて入社する人ってどうなんでしょう・・・

しかも、支払いは「1ヶ月勤務後」とかの条件が付けられていることが殆ど。頑張って1ヶ月は辛抱しようね。

即入居可能の独身寮完備

地方の企業などでは、独身寮を設置して人材を確保しようとしている会社も多数ありますが、都市部の企業なのに、即入居可能な独身寮を設けているのは注意が必要です。

中には「追われている人」や「帰る家がない人」など、どんな人でもとりあえず集めたいということが多く、そういう人でくらいしか集まらないという様な仕事かもしれません。

海外社員旅行有り

全て会社が負担して連れて行ってくれるなら良いのですが、毎月懇親会費などの名目で天引きされていたり、成績が悪い人に対して「お前の旅行代は他の社員が稼いでる」などのイジメになることも。

そもそも社員旅行は、朝から夜まで社内の人間関係に縛られてしまい、喜ぶ人はあまり居ません。強制参加の社員旅行がある時点で今の時代はグレー企業としての判断をしてもいいかもしれません。

飲み代は会社が全額負担

中小企業では求人広告にこういった表記をしている会社も結構あります。

「会社が負担してくれるからどうなの?」と言いたいところ。飲み代を会社が負担する事が社員にとってメリットだと感じている時点でもうアウトじゃね?

もちろん、こういう会社は頻繁に飲み会が有って、全ての飲み会が対象になるわけでもないので注意も必要。

配偶者の誕生日に休暇・記念品・祝い金

ブラック企業は、普通の運営をしていてはなかなか人が定着しないので、あまりお金がかからない範囲で他の会社がやっていない独自の待遇を設けているところが多い。

例えば配偶者の誕生日は、休暇が与えられ、会社から記念品や寸志が出る会社も。

でも、いい会社ならそんな制度がなくても人って仕事頑張るんですよね。

この制度が有ることで「当社は社員の家族のことまで考えているんです」と言えちゃうわけです。たった1日の休みと記念品で?

[aside type=”normal”]このように、ブラック企業であれば有るほど、求人広告に魅力的な待遇を載せたがります。ホワイト企業では、実際にそのような待遇や制度が有ったとしても、それを目的に応募されるのを嫌うためわざわざ求人広告に載せたりはしません。注意すべきは「これ見よがしにメリットを書いてある会社は注意」ということ。[/aside]

ブラック企業が求人広告に載せる「出世の誘惑」

 

ブラック企業 出世

ブラック企業の多くは、そのままの社名や仕事内容では人が集まりにくいことから、求職者の出世欲を煽る誘惑を求人広告で載せています。

求人広告を見たことがある人なら、一度は目にしたことが有ると思います。

未経験入社○ヶ月で役職者に昇進!!

別に、仕事がデキる人が出世することは悪いことではありません。もちろん出世した人が悪いわけでもなく、その仕事に対して評価をされるのもいいことだと思います。

しかし、このような会社は勤続年数が短く、慢性的に責任者不足という状況だったりもします。

また、数ヶ月で役職者になった人の下に就くわけですから、仕事は出来ても部下の扱いは全くの素人だったり、「自分が出来たのだから他の奴もできるはず」という考えの上司になりがち。

ドンドン昇進、ドンドン昇給する事が書かれている

実力社会では、勤続年数や年齢など関係なく、仕事のデキる人が評価されるのは当然の話し。個人的には、仕事ができる若手がいるにもかかわらず、年功序列という大義名分を振りかざして仕事のできない人が出世していくほうがブラックだと思うけど・・・

特に、昇進や昇給を全面に強く出している会社は、仕事の目的も出世・カネとなることが多く、それに伴い、ノルマ達成など厳しいものとなりがちです。

キャリアアップという言葉を使いたがる会社ではキャリアアップは出来ない

求人広告で「当社ならキャリアアップができる」「なりたい自分を目指せる」と、まるでキャリアアップすることが目的のように書かれている求人を見ることが有ります。

でも、キャリアアップするのは個人であって、会社がさせてくれるものじゃないですよね。

個人に意欲と能力があればどんな仕事でもキャリアアップができる。にもかかわらず会社がキャリアアップという言葉を求人広告のフックとして使うこと自体おかしい。

ポストが多数あります!

役職者や責任者などのポストが有るということは、実力主義か、業務拡大中か、名ばかり管理職か、昇進してもスグに降格するかの何れか。

責任者にすることで残業代を払わないようにしたり、責任を押し付けたり。仮に昇進しても、少しのミスでスグに降格させられたりと、注意すべきキーワードです。

[aside type=”normal”]簡単に出世とかキャリアアップなんて出来る筈がないということを肝に銘じておきましょう。出世するためには相当な努力が必要で、それはホワイト企業でも条件は同じ。簡単に出世できるということが広告に書かれている辞典で要注意。[/aside]

ブラック企業が求人広告に載せる「精神論」

ブラック企業 精神論

極めつけは、ブラック企業の代名詞でもある「精神論」。仕事についての1から10までが精神論で乗り越えるという体育会系の会社に多く、基本的にブラック企業確定と考えていいでしょう。

夢を実現できる環境

まず多いのが「夢」というキーワード。

夢を実現する・夢のために働く・・・・別に働く目的はなんでも良いのですが、夢を実現するのは自分であって、勤務先によって変わることなんてありません

目指すは日本一

どうぞ、勝手に目指してください。もちろん上昇志向のある会社で働くのは楽しいですが、そういう会社は何でもかんでもとりあえず日本一を目指すと言いがち。

もちろん、入社後は「日本一になるために頑張れ!」と激務をこなすことになります。

職歴や経験よりも気持ち・やる気が大事

未経験で新たな職種にチャレンジするのは大変なことです。しかしその気持は大事だとは思います。

しかし、経験よりも気持ちとかヤル気を重視する採用は、未経験でもとりあえず採用し、使えなかったらポイという会社が多く、また、経験者では相手にしないような商材を扱っている会社が多いです。

つまり、本当は経験者がほしいけど、経験者なんて見向きもしない会社ってわけです。

やりがいのある仕事

求人広告に「やりがいのある仕事」と書かれている場合は、多くの場合は「やりがい搾取」のブラック企業です。

つまり、「給料は安いし労働時間も長い。残業代も出ないけど、やり甲斐があるからいいよね?」と言うこと。やり甲斐が有るか否かは、従業員が決めることであって、会社や先輩社員が決めることではありません。

[aside type=”normal”]僕自身今までいろんな営業とかしてきましたけど、正直精神論者どうにもならないんですよね。20代前半の若者なら、気合だけでぶつかって行ってもいい経験になるかもだけどね。でも、起業した今思うのは、とにかく気合しだいなんだよねこれが。。。[/aside]

ブラック企業は個人差がある

こんな感じで、「ブラック企業求人あるある」をまとめてはみたものの、結局その会社をブラックと感じるのは本人しだいなんですよね。

体育会系のノリでガッチガチの営業会社でも、成績を上げて高給をもらっている人や、営業を学びたいと貪欲な人にとっては一般的にブラックといわれていても、当の本人はなんとも思っていない。

ここで紹介したような求人を出している会社でも、もしかしたら貴方にとっては最高の会社かもしれないから、鵜呑みにせず参考程度にね。

ではでは。